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特別連載 明治神宮 御復興五十年
戦後復興の軌跡 最終回 蘇った代々木の杜
インタビュー 復興五十年記念催事「アカリウム」に思いをこめて
面出 薫(照明デザイナー)
  面出先生と明治神宮とのご縁は、平成十八年の表参道をライトアップした「アカリウム」で照明デザインを担当なさったことからでしょうか。

 そうですね。表参道というのは、明治神宮にとって大切な参道なので、そこで何か照明デザインをするとすれば、イルミネーションのようにキラキラしたおのではなくて、やはり神宮に繋がる和の心が伝わるような演出をしたいと考えました。それで行灯という和の「明かり」をモチーフにしたのが、「アカリウム」でした。
 復興五十年を記念した今秋のアカリウムでも、明治神宮を煌々(こうこう)と照らし出すのではなく、むしろ神宮の本当に綺麗な闇を皆さんに感じていただけるような、そんな明かりを点したいと思っています。
(中略)
 だから秋の「アカリウム」でも出来るだけ時代を先取りして、環境に優しく、僅かなエネルギーでも皆さんの気持ちの中に光が入ってくる、そして闇の大切さが感じられる、そういう夜間参拝を実現できればと思っています。地球環境を考える意味でも、意義のある取り組みにしていきたいですね。
 僕自身、神宮前に事務所を構えて十三年になります。この街は本当に稀有な街、珍しい街じゃないかって最近思うんですよ。一方では最先端のファッションを世界中に発信している中心である。でもそれと同時に、古い住宅も多くて大勢の人が住んでいらして。そして、明治神宮との繋がりという、脈々と続いているものがある。地元の方の街に対する深い思いやりというものを強く感じています。明治神宮復興五十周年を記念するアカリウムも、そういう皆さんの気持ちが一つに集まって実現するもの。この輪をどんどん広げていくことが大切ですね。そう考えると今回の試みは、これからの鎮座九十年、百年へと繋がっていく、そのプレイベントともいえるかもしれませんね。

※インタビュー抜粋です。『代々木』をお読みになりたい方は、崇敬会にご入会下さい
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めんで かおる
昭和25年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。平成2年、ライティング・プランナーズ・アソシエーツ(LPA)を設立。現在、LPA代表。武蔵野美術大学教授。住宅照明から都市・環境照明まで幅広く手がけ、国際照明デザイン賞優秀大賞など受賞多数。平成18年、行灯をモチーフにした照明で表参道をライトアップする「アカリウム」をプロデュースした。



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