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本年は、五箇條の御誓文布告百四十年にあたります。近代日本の出発点は、五箇條の御誓文の祭儀でした。これは誰しも異論のないところでしょう。
維新先人は、国家の危機をわがこととしてうけとめ、必死でこれを乗り越えようとしました。内外の難局に翻弄され、滅亡の危機に瀕していた日本は、明治維新によって死の淵から蘇り、未来への展望をわがものとした、ということもできましょう。五箇條の御誓文こそは、まさに「日本のよみがえり」をもたらした御代始めの「まつりごと」でした。
(後略)
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たけだ ひであき
昭和32年生まれ。國學院大學大学院修了。国学・神道史専攻。著書に『日本型政教関係の誕生』(共著)、『維新期天皇祭祀の研究』他。
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