森と一体になってこそ
明治神宮の清正井はいま、訪れる人が多いそうですが、訪れた方々が皆喜んで、清々しい顔で帰るというのは、よくわかりますね。
明治神宮の鎮座地は、礫層ではなく、ローム層です。ローム層は水が浸透しやすいけれども、水もちがいい。清正井の水温が年間を通じて十五〜十六度というのは、森があるからです。この水温は十メートルくらいの深さくらいの地下水温に相当し、実際の清正井の浅さからするとすばらしい水温です。土の代わりに深い森があるから、太陽熱変化の影響が少なく約十五度前後と安定した地下水温を保っているんです。ここに清正井の特徴があり、貴重な存在でありますね。
森と一体となってこその、清正井です。
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