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聖蹟を歩く 第12回 明治11年北陸・東海道巡幸(6)
打越 孝明(明治神宮国際神道文化研究所 主任研究員)
 現在、松原には勝海舟(かつかいしゅう)の漢詩碑(明治24年建立)が残され、敦賀市教育委員会の標示には、漢詩の意味として「ここは、かつて明治天皇がお乗物をとどめて景色をご覧になられたところである。国民は明治の善政をよろこんでいる。松風の音はあたかも音楽を奏でているようであり、波の音もこれに調子を合わせて、まさに洋々たる日本の前途を祝福しているようである」と解説されています。一帯は、大正8年(1919)に皇太子(のちの昭和天皇)の御成年式を記念して造成された運動場です。
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打越 孝明(うちこし・たかあき)

昭和35年、茨城県水戸市生まれ。早大大学院に学び、同大学助手や大倉精神文化研究所専任研究員などを経て、現在明治神宮国際神道文化研究所主任研究員および早大非常勤講師を務める。著書に『絵画と聖蹟でたどる明治天皇のご生涯』、共編著に『日本主義的学生思想運動資料集成T・U』や『大倉邦彦の『感想』―魂を刻んだ随想録―』、論文に「明治天皇崩御と御製 上・下」(『復刊明治聖徳記念学会紀要』25・26)などがある。

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