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聖蹟を歩く 第15回 明治11年北陸・東海道巡幸(9)
打越 孝明(明治神宮国際神道文化研究所主任研究員)
写真
(静岡県浜松市)金原明善翁生家に展示されている昭憲皇太后の御歌色紙
金原明善と天竜川
 11月1日、浜松の行在所を発った天皇は、天竜川の治水事業に力を尽くしていた治河協力社に立ち寄り、代表の金原明善(きんばらめいぜん)が謁(えつ)を賜りました。明善は洪水災害を防ぎ、地域住民の生活の安定ならびに産業の発展を願い、私財を投じて治水事業を始めました。
(中略)
 平成23年(2011)、旧東海道沿いにある明善の生家が改修を終え、記念館「金原明善翁生家」として開館しました。関連の品々が陳列され、明善の功績は広く世に知られるようになりました。  昭憲皇太后は、明善が天竜川の治水事業に全力で取り組んでいることを聞き、「治民如治水(たみをおさむるはみずをおさむるがごとし)」の題で次の御歌を詠まれたといいます。記念館には、色紙に書かれた御歌が額装されて展示されています(写真)。
 あさしとてせけばあふるる川水のこころや民の心なるらむ


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打越 孝明(うちこし・たかあき)

昭和35年、茨城県水戸市生まれ。早大大学院に学び、同大学助手や大倉精神文化研究所専任研究員などを経て、現在明治神宮国際神道文化研究所主任研究員および早大非常勤講師を務める。著書に『絵画と聖蹟でたどる明治天皇のご生涯』、共編著に『日本主義的学生思想運動資料集成T・U』や『大倉邦彦の『感想』―魂を刻んだ随想録―』、論文に「明治天皇崩御と御製 上・下」(『復刊明治聖徳記念学会紀要』25・26)などがある。

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