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聖蹟を歩く 第28回 明治14年北海道・秋田・山形巡幸(2)
打越 孝明(明治神宮国際神道文化研究所主任研究員)
写真
(大田原市)上町公民館の入口にある記念碑
 明治天皇が東京を発たれてから1週間が経ちました。
 明治14年(1881)8月6日、天皇は栃木県の佐(さ)久(く)山(やま)(大田原市)を発ち、那須野が原を進まれます。
 大田原の中心部に設けられた小休所(益子宅)は、かつての脇本陣です。建物の跡地には、上町公民館が建ち、「明治天皇大田原御小休所」碑(昭和14年建設)が遺されています(写真@)。文部省指定の聖蹟であったことを示す記念碑です。

打越 孝明(うちこし・たかあき)

昭和35年、茨城県水戸市生まれ。早大大学院に学び、同大学助手や大倉精神文化研究所専任研究員などを経て、現在明治神宮国際神道文化研究所主任研究員および早大非常勤講師を務める。著書に『絵画と聖蹟でたどる明治天皇のご生涯』、共編著に『日本主義的学生思想運動資料集成T・U』や『大倉邦彦の『感想』―魂を刻んだ随想録―』、論文に「明治天皇崩御と御製 上・下」(『復刊明治聖徳記念学会紀要』25・26)などがある。
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