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明治神宮鎮座百年祭記念出版
『明治神宮の建築−日本近代を象徴する空間』
東京工業大学名誉教授
明治神宮国際神道文化研究所特任研究員 藤岡 洋保
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近代の神社建築というテーマ

 明治神宮といえば「杜(もり)」ですが、私はその建築にも歴史的価値があると考えています。
 私は、近代建築史の研究者です。建築思想やデザインの考察がおもな研究テーマで、「建築における『日本的なもの』」について若い頃から論文を発表してきました。このテーマに対する私の基本的立場は、「真の伝統理解・伝統表現は存在しない。それは解釈に依存する」というものです。この問題に関わる課題ということで、近代の神社建築には興味をもっていました。
 内苑の社殿は「復古」に忠実なように見えますが、それは「伝統」を近代の知で解釈し直して、近代の用途にあわせて再構成したものです。明治時代に成立した日本建築史が、その設計を支えています。たとえば、流造(ながれづくり)とか神明造(しんめいづくり)というような、神社本殿の様式分類自体が近代の産物です。その様式の特徴が日本建築史によって定義づけられれば、それが今度は、神社の設計を規定することになるわけです。
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ふじおか ひろやす

昭和24島県生まれ。東京工業大名誉教授、明治神宮国際神道文化研究所特任研究員。東京工業大学院博士課程修了。工学博士。主な著書に『近代の神社景観』(共編者、中央公論美術出版)、『表現者・堀口捨己─総合芸術の探究─』(中央公論美術出版、日本建築学会賞(論文))、『近代建築史』(森北出版)。

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