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鎌倉時代から八百有余年、礼法・弓術・弓馬術の道を一子相伝で守り続ける「小笠原流」。
三十一世宗家である小笠原清忠先生に、日本の「かたち」と「こころ」についてお伺いしました。
■調和ということ
― 先生は、礼法において「調和」の大切さを説いていらっしゃいますね。
小笠原 日本には四季があります。春夏秋冬、それぞれ特色ある季節が、人々の暮らしを彩り、心の豊かさを育んできました。初夏には更衣(こうい)が行われ、住まいの装いも夏向きにかわります。自然の環境に自らを調和させてきた日本人は、立ち居振舞においても周囲との調和を大切にします。その場に一番ふさわしい動きは、見ていて美しいものです。
まず、立ち居振舞には無駄がなく、効率的であることが要求されます。背中を丸めてお辞儀をするということは、身体を丸めたり伸ばしたりする無駄な動きが多い。だから、美しくない。
たとえば、床の間の生け花です。すべての無駄を捨て去ったところに、誰にも通ずる大自然の美の象徴がある。その花自体の心をも生かし、場のかなめとなっている。まさに、日本の美意識の特徴です
※インタビュー抜粋です。『代々木』をお読みになりたい方は、崇敬会にご入会下さい
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おがさわら きよただ
昭和18年生まれ。慶應義塾大学卒。社会福祉・医療事業団勤務。平成6年、三十一世宗家を襲名。各地の神社で「大的式」「流鏑馬」「蟇目の儀」などの歩射行事を奉納。著書に『小笠原流礼法入門』等。 |
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