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【平成24年】

夏号

『代々木』は、明治神宮・明治神宮崇敬会が発行する季刊誌です。

我が国の美しい伝統精神を未来に伝えるため、昭和35年より刊行をつづけております。

明治神宮崇敬会の皆様にお送りしております。

 

[明治神宮崇敬会のお申込み]

皇室の藩屏として
皇室の藩屏として

北白川道久(霞会館理事長)

明治天皇は、歴代の天皇で初めて御親拝あそばされました。しかも、明治二年、五年、十三年、三十八年と四回にわたります。これは明治天皇の皇祖への御崇敬の尊さを示すものと思っております。

 

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私が好きな明治天皇御製
私が好きな明治天皇御製

ドナルド・キーン

私は、ある時に気づきました。「明治の文化」「明治の歴史」とか、そんな本があっても、明治天皇は全然登場なさらない。おかしいと思いました。<中略>それで、私はもっと読みやすくて楽しい本をつくりたいと思って、『明治天皇』を書いたのです。

 

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聖蹟を歩く 第10回 明治11年北陸・東海道巡幸(4)
聖蹟を歩く 第10回 明治11年北陸・東海道巡幸(4)

夕闇迫るころ、天皇は新築の泊(とまり)行在所(伊東邸)に到着されました。現在、行在所の建物周辺は、朝日町の明治記念公園です。また、天皇が行在所から南東方向の山をご覧になった際、稜線が馬のたてがみ(鬣)に似ていると思し召されたことに因み、地元では今もこの山は「馬(ば)鬣(りょう)山(さん)」と呼ばれています。

 

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打越 孝明(うちこし・たかあき)

昭和35年、茨城県水戸市生まれ。早大大学院に学び、同大学助手や大倉精神文化研究所専任研究員などを経て、現在明治神 宮国際神道文化研究所主任研究員および早大非常勤講師を務める。共編著に『日本主義的学生思想運動資料集成Ⅰ・Ⅱ』や『大倉邦彦の『感想』―魂を刻んだ随 想録―』、論文に「明治天皇崩御と御製 上・下」(『復刊明治聖徳記念学会紀要』25・26)などがある。