■ 『明治神宮 内と外から見た百年――鎮守の森を訪れた外国人たち』を刊行しました

 

大正から令和の今日まで、明治神宮という窓を通して、世界は日本をどのように見てきたか――。

本書では、これまでに明治神宮を参拝に訪れた、飛行機乗り・革命家・占領者・日系移民・大統領など、外国人たちを通して、内と外の視点から百年の森の歴史をひも解きます。

 

※一般書店にてお求めになれます。

 

 

執 筆  今泉宜子(明治神宮国際神道文化研究所主任研究員)

発 行  平凡社新書

価 格  940円 (税別)

ISBN 978-4-58-285986-7

緊急事態宣言の延長を受けまして、明治神宮ミュージアムは引き続き臨時休館をしております。

会期途中の「ご宝物に宿るいのち」はこれをもちまして閉幕とさせていただきますので、ご来館を楽しみにされていた皆さまにはまことに申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

なお、次回展覧会「明治の聖代を見晴るかす」は10月16日(土)からの開催を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の状況により会期が変更になる可能性もございます。

最新情報はホームページにてご確認ください。

 10月24日に開催を予定しておりました、第145回明治神宮献詠短歌大会は新型コロナウイルス感染症収束の見通しが立たない状況に鑑み、皆様の安全を考慮致しまして、開催を自粛させていただきます。

■ 静寂な杜で心静かに書写をしませんか

 

10月30日(土)に、第1回 教育勅語書写会が行われます。

『 教育勅語 』 (教育に関する勅語)は、明治23年の渙発から、昨年130年を迎えました。

教育勅語は、幕末以来の厳しい国際化の荒波に呑み込まれかけていた当時、明治天皇が日本人にとっての「たいせつなこと」をまとめ、それを自ら実践して国民にお手本を示されたものです。

教育勅語を心静かに書き写すことによって御祭神の御心にふれてみませんか?

 

■ 申込み・お問合せ ■

明治神宮崇敬会 事務局  03-3320-5700 (9:00-17:00)

※ご希望のお時間(①午前の部 ②午後の部)、お名前、ご住所、お電話番号をお伝えください。

 

■ 第1回 教育勅語書写会 概要 ■

日 時 10月30日(土)① 午前の部 10:00~(受付 9:30)

             ② 午後の部 14:00~(受付 13:30)

 

場 所 参集殿  地図

 

参加費 崇敬会会員 1,000円 / 一般 3,000円

    ※当日ご入会される場合は、1,000円でご参加できます。入会についてはこちらをご確認ください。

 

持ち物 書きやすい筆記用具(黒色)

            ※日頃使い慣れている物をお持ちください。鉛筆、サインペン、毛筆等何でも構いません。

 

内 容 約2時間の行程となります。

    ・受付【参集殿】

       ↓

    (移動)

       ↓

    ・神職による講話・修祓の後書写【禊場正座室】

       ↓

    (移動)

       ↓

    ・書写用紙に朱印を押印、神前にお供えしてご祈祷【神楽殿】 

 

 

その他

● 感染症拡大防止のための対策を講じて実施します。ご協力をお願い致します(体調管理、マスクの着用等)。

● 参集殿にお集まり後、会場を移動しますので、集合時間厳守でお願い致します。

● 当日は、禊行を行う場所での書写並びに神楽殿にて昇殿参拝していただきますので、服装は平服で結構ですが、ご配慮願います。

 

お付添、お子様に関してのお願い

付添の方やお子様も書写をされる場合はご参加可能です(要参加費)。

静寂な中での書写会とさせていただきたく思います、ご理解の程お願い申し上げます。

 

◇明治神宮は通常通り、ご参拝できます。開閉門時間は以下の通りです。

 9月 開門 5:20  閉門 17:20

 

◇ご祈願も通常通り受け付けております。

 受付時間 9:00~16:30

 ただし、神楽舞(かぐらまい)および直会(なおらい)は感染症対策のため行いません。

 神楽殿内にお入りになる人数は、代表者様を含め5名までに制限しております。

 

◇明治神宮ミュージアムは臨時休館しております。

 

◇明治神宮御苑も臨時閉苑しております。

 

◇一部立ち入り禁止区域を設けております。

 宝物殿前の芝地を含め、一部立入り禁止区域を設けております。

 

 

その他、状況により変更する場合がありますのでご了承ください。

諸事情により参拝ができない方々に、ホームページ上にてご祈願をお申込みいただける「発送祈願」を承っております。

受け付け後、神楽殿(かぐらでん)でご祈願祭を執り行い、おふだ・神饌(しんせん)をお送りいたします。

ご希望の方は、こちらからお申込みくだい。なお、個人・団体いずれのご祈願も承ります。

ご不明な点は下記までお問い合わせください。

 

【発送祈願 お問い合わせ先】

〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1 

明治神宮 神楽殿内 発送祈願係  

電話:03-3379-9281(受付時間)午前9時~午後5時

新型コロナ感染防止対策として、当面の間、以下の通りご案内しております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

・ご祈願の受付は、午前9時から午後4時30分まで承っております。

・発熱など体調がすぐれない方は昇殿をお控えください。

・マスクの着用をお願いします。

・各所設置の消毒液(弱酸性次亜塩素酸水)にて手指の消毒をお願いします。

・神楽殿内にお入りになる人数は、代表者様を含め原則5名までに制限しております。

 神楽殿内の“密”を避けるため、なるべく少人数でお越しください。

・待合所やご祈願をお受けになる際は、他の方との距離をとってお座りいただき、会話を控えるなど感染防止にご協力ください。

・神楽殿内に滞在する時間を短縮するため次第を変更し、巫女による神楽舞奉納は取りやめ、「金幣の儀」は「お鈴の儀」にし、神酒直会(みきなおらい)は行いません。

 

※神楽殿内の換気を十分にするため、扉、窓を終日開放しています。

※職員による定期的な清掃・除菌作業を実施しています。

※今後、状況によりご案内方法を変更する場合があります。

秋の大祭を奉祝して毎年行っている全日本力士選士権大会と手数入(でずい)り奉納は、新型コロナウイルス感染症に鑑み、本年は中止となりました。

「第33回明治神宮人形感謝祭」は10月3日に開催を予定しておりましたが新型コロナウイルス感染症に鑑み、関係者協議の結果、残念ながら中止とさせていただきます。

 

ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。

 

※本年お納めを予定されていたお人形につきましては、恐れ入りますが、明年秋に開催予定の人形感謝祭にお納めくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

明治神宮崇敬会「インスタグラム」公式アカウントを開設しました

 

明治神宮崇敬会(すうけいかい)は、明るく道徳的な家庭や社会をつくるため、幅広い活動を行っています。

このほど、明治神宮の様子や崇敬会の活動を多くの方に知っていただくため、「インスタグラム」の公式アカウントを開設しました。

境内の豊かな自然や祭事をはじめ崇敬会の会員情報や入会特典などさまざまな情報を発信しますので、ぜひご登録下さい。

こちらのQRコード、または下記のリンク先からご覧いただけます。

 

インスタグラムはこちら>>

 

明治神宮崇敬会公式ホームページ>>

■『鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査報告書 第2報』を刊行しました

本書は、鎮座百年を記念して、平成23年から同25年までにおこなわれた、境内の動植物を総合的に調査した『鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査報告書』の「第2報」です。

継続調査の成果を掲載すると共に、100年後の未来の杜の姿を描きました。

さらには「明治神宮産生物種目録」を初めて作成、明治神宮造営から100年を経て育まれた生物多様性の実態を明らかにしました。

 

編 集 鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査委員会

発 行 明治神宮社務所

価 格 4,000円 (税込、送料別)

 

※ご希望の方は、現金書留で4,370円(本体+送料)を

 

 〒151-8557 渋谷区代々木神園町1-1

 明治神宮社務所広報調査課 

 

 にお送りください。追ってお送りいたします。

■ 全国少年新春書道展の作品を募集します

 

 

明治神宮書道会では、全国少年新春書道展の作品を募集しています。

明治神宮書道会は、昭和30年から少年少女の試筆(かきぞめ)をあつめ、書道文化を通じて青少年の育成に努めてまいりました。

特選作品は、令和4年1月5日から30日まで御本殿前の廻廊に展示されます。小中学校在学中の児童・生徒であれば、どなたでも応募できます。

 

 

 

 

【応募規定】

 

参加資格    小中学校在学中の児童・生徒。

出品部門    ■ 「半切部門」、「八ツ切・半紙部門」        

        ■ 各部門一人一点、計二点まで出品できます              (八ツ切・半紙はいずれか一点)

        表装・裏打ちはしないこと。

 

 用 紙   ■小画仙紙半切(縦約136cm・横約35cm)                

       ■八ツ切(小画仙紙半切4分の1、縦約68cm・横約18cm)・半紙(縦書)

 

字 句    ■新春にふさわしく、かつ学年にふさわしいもの。

 

記名等            ■ 「半切部門」・・・学年・姓と名を本人が書くこと。        

       (例)小一 明治太郎(学年は小一・中一もしくは、一年・二年のように書くこと。学校名は不要。) 

                       ■ 「八ツ切・半紙部門」・・・学年・姓と名を本人が書くこと。 

 

出品目録   ■個人・団体にかかわらず、必ず規定の出品目録を添付すること。       

                       ■(学校・塾・個人)いずれかを○印で囲むこと。       

                       ■小中学生毎に用紙を別にして記入すること。(名前は楷書で記入すること)

 

出品票       ■ 作品の下部中央に、必ず規定の出品票を貼付すること。       

                      (氏名は楷書で記入すること) 

 

締切日    令和3年11月4日(木)到着分まで。

 

出品料     不要

 

応募先      〒151-8557       

         東京都渋谷区代々木神園町1-1 明治神宮書道会宛      

                         電話  03-3379-9123(直)       FAX  03-3320-6059

 

 

【審査と表彰】

 

審査         明治神宮書道会委員

 

審査発表         半切部門の特選300点については葉書にてご通知いたします。

        また、特選・準特選は12月下旬頃の朝日新聞デジタル(www.asahi.com)、朝日小学生新聞、 朝日中高生新聞紙上、

       並びに明治神宮ホームページ上にて発表の予定です。

                        なお、入選の約2,000点については賞状の発送をもって発表にかえさせていただきます。(作品は返却いたしません)  

 

 

・半切部門         

           

<賞>                         特選                        準特選                         入選

 

 1    特選は、明治神宮本殿前廻廊に展示し、賞状並びに記念品を贈呈します。                 

  ・授賞式  令和4年1月5日(水) 午前11時 明治神宮                 

  ・展示期間    令和4年1月5日(水)~30日(日)

 

2 準特選・入選は、会場の都合で展示いたしませんが、賞状をお贈りします。

 

3 団体賞は、応募多数で成績優秀な団体に賞状並びに記念品を贈呈します。

 

4 応募者全員に参加賞として、記念品をお贈りします。 

 

 

 ・八ツ切・半紙 部門

 

<賞>入選  

 

1.会場の都合で展示しませんが、賞状をお贈りします。

 

2.団体賞は、応募多数で成績優秀な団体に賞状並びに記念品を贈呈します。

 

3.応募者全員に参加賞として、記念品をお贈りします。

 

主 催   明治神宮書道会

 

後 援  

文部科学省 全国都道府県教育委員協議会 

明治神宮 一般財団法人明治神宮崇敬会

朝日新聞社 朝日小学生新聞 朝日中高生新聞 

 

■PDFのダウンロード 

第68回全国少年新春書道展要項  

出品目録  

出品目録  半切専用  

出品目録 八ツ切・半切    

※ダウンロードボタンの上で右クリックして現れるポップアップメニューから「対象をファイルに保存」もしくは「リンクに名前を付けて保存」を選び、PDFファイルをパソコンにダウンロードしてください。

※出品目録はパソコン上で入力、保存可能です。 (外字の場合は必ず手書きにてご記入下さい。)

※プリントアウトした時に端の文字や線が切れてしまう場合は、印刷の設定で「用紙サイズに合わせる」にチェックを入れてください。(機種によって印刷設定は違います)  

※PDFファイルの閲覧・印刷には「Adobe Reader」が必要です。

 

■応募書類のダウンロードができない場合、下記に電話またはFAXにてご請求ください。

 〒151-8557

東京都渋谷区代々木神園町1-1

明治神宮「全国少年新春書道展」係

電話 03-3379-9123(平日9:00~17:00迄)

FAX  03-3320-6059

■ 『100年の森 明治神宮物語』境内でお求めいただけます

明治神宮では、産業経済新聞社発行の『100年の森 明治神宮物語』を、授与所とフォレストテラス明治神宮売店にておわかちしています。

こちらは、産経新聞紙上で令和2年1月23日から令和3年3月26日まで連載されたものを再編集した書籍です。

明治神宮100年の歩みを記者の視点から探求しつつ取材、まとめた読み応えのある一冊です。

また、オールカラーで写真もふんだんに使われています。

3,000円です。

 

※産経新聞社からもお求めいただけます。詳しくはこちら

 

■ 「昭憲皇太后基金」創設110年 増額献金のお願い

「昭憲皇太后基金」は、明治45年(1912)5月、ワシントンで開催された第9回赤十字国際会議にて、昭憲皇太后が「赤十字は戦時における救護活動だけでなく、平時においても人類の幸福と平和をはかるべきである」との思(おぼ)し召しのもと、お手許金を寄贈なされたのを基に創設されました。

スイスの赤十字国際委員会と国際赤十字・赤新月社連盟によって共同管理されている世界唯一の国際協力基金であり、令和4年には創設110年という節目を迎えます。

毎年、昭憲皇太后のご命日である4月11日に、同基金から世界の赤十字事業の支援先が決定されます。

本年迎えました第100回までに同基金の利子から配分された金額は約17億円以上となり、世界171の国と地域の赤十字社・赤新月社連盟に対し、保健衛生事業や災害救援活動等の支援のために配分されています。

この基金実績は世界から高く評価され、今の開発援助を先取りした日本の皇室の率先的な人道的行為に対して、深い敬意と謝意が表されています。

これまで同基金を支えてきたのは、皇室をはじめ日本政府、日本赤十字社並びに明治神宮・明治神宮崇敬会等の献金によるものです。

明治神宮と明治神宮崇敬会では、同基金の創設110年にあたり、この意義深い基金による世界各国への救援活動をさらに継続発展させるための献金運動を展開しております。

御社頭をはじめ神宮の諸施設に献金箱を設置しておりますので、皆さまの温かいご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

現在、授与所にておわかちしております令和三年度版「御製御歌を仰ぐ 代々木の杜カレンダー」ですが、2020年11月27日にて特措法が成立し、オリンピック開催に伴い、下記の通りに祝日が変更となっております。カレンダーには適用されておりませんのでご注意をお願いします。

 

 

祝日名        カレンダー上            変更後

 

海の日       7月19日 月曜日    7月22日 木曜日(オリンピック開会式前日)

 

スポーツの日   10月11日 月曜日    7月23日 金曜日(オリンピック開会式当日)

 

山の日       8月11日 水曜日    8月 8日 日曜日(オリンピック閉会式当日)

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご参拝の皆様の安全を考慮し、当面の間、下記の対応を実施しております。

ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

開閉門について 

 

開閉門時刻については、平常通りです。 

 

 

 

手水舎について 

 

手水舎では、柄杓(ひしゃく)を撤去しております。流水の臨時手水所を設けておりますので、そちらにてお清めください。 

 

 

 

授与所・御朱印について

 

授与所の職員はアルコール消毒を徹底の上、マスク着用して応対しております。

 

各授与所に、消毒液(弱酸性次亜塩素酸水)を設置しておりますので、ご使用ください。

 

御朱印は、書置きの紙朱印と新規の御朱印帳のみ承っております。

 

 

 

祈願祭での対策 

 

受付、待合所、神楽殿内願主席の消毒、清掃、換気を徹底します。 

 

祈願祭の参列者は、一件につき最大5名までに制限します。 

 

通常は30分ごとにとり行っておりましたが、準備が整い次第随時ご案内します。 

 

巫女による神楽舞の奉奏を取り止めて、時間短縮を図ります。

 

詳細はこちら

 

 

 

各施設について 

 

御苑については、午前9時から午後4時まで拝観できます。 

 

明治神宮ミュージアムについては、午前10時から午後4時30分(最終入館は、午後4時)まで拝観できます。 

 

杜のテラス、フォレストテラス明治神宮(軽食やレストラン、売店)については営業しております。

 

 

なお、今後の状況により再度変更する場合がありますのでご了承ください。

 

 

 

明治神宮が国の重要文化財に指定されました(12月23日付 官報告示)。

 

明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をおまつりする神社として大正9年に鎮座し、昭和20年に空襲で本殿をはじめ多くの社殿が焼失しましたが、同33年に再建されました。その際、焼失を免れた社殿と創建時の基礎を生かしつつ、戦後日本にふさわしい大規模な神社のあり方を実現したものとして評価されました。

 

明治神宮の建築について簡略に紹介する映像をYouTube公式チャンネルで公開しました。ぜひご覧ください。

 

明治神宮の建築 ~百年の時を経て重要文化財へ~

 

 

 

明治神宮では、平成23年より「鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査」を行い、委員会を開催して明治神宮の杜のあり方について調査し、意見を交わしてきました。

 

鎮座百年を期して、これまでの調査と意見を踏まえ、明治神宮より「杜からのメッセージ」を発信いたします。

 

 

杜からのメッセージ

 

~はじめの百年。これからの千年。まごころを継ぐ永遠の杜をめざして~

 

 令和2年11月1日、明治神宮は「鎮座百年」を迎えました。世界有数の大都市・東京の真ん中に広がる東京ドーム15個分の「神宮の杜」は、100年前、全国各地からの献木10万本と、全国の青年ボランティア11万人の奉仕でつくられました。

 

 神宮の杜は最初から、自然の生長により「永遠の杜」となるよう計画されたのです。

 『明治神宮御境内林苑計画書』には、植栽直後、50年、100年、150年後と杜の成長を4段階で予想した林相の「遷移予想図」があり、これまで2度の「境内総合調査」によって順調に生長していることが確認されています。特に鎮座五十年につづくこのたびの「鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査」では、生物多様性の維持が地球的課題であることを踏まえ、東京都心の貴重な大規模緑地でもある神宮の杜と境内の生きものたちの実態を詳細に解明し、都市環境への大きな貢献を再確認いたしました。

 

 鎮座百年の杜の生きものたちは、現在、樹木約36,000本を含むシダ植物等1,043種、野鳥133種を含む動物1,797種その他で、合計して187目684科2,008属2,840種が確認されました。

 なお毎木調査は、1924(大正13)年、1934(昭和9)年、1970(昭和45)年、2011(平成23)年の4回実施しており、70万㎡規模で同一場所の継続調査は世界初の学術的成果と高い評価を得ています。また、野鳥の定期観察会は1947(昭和22)年からずっと続けられ、それだけでも評価されていますが、鳥類の種類の変化と林相の変化を対照すると、その相関から林苑のあり方が予見されます。これからも「永遠の杜」を目指すために『鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査報告書』の分析を深めると共に、今後の杜の生きものの経年変化を継続的に調査してまいります。神宮の杜の保全に皆様のご理解をお願いしたいと思います。

 

 神宮の杜の保全方針は創建時より一貫しています。

 

「自然との共生」と「生命の循環」を守り抜くことです。

 

 樹木たちは生長し、落葉は土に戻り、腐葉土として生物をはぐくみ、発芽条件を満たし、また次の生命を再生します。動植物から微生物にいたるすべての生命は、太陽の恵みと人々の愛情に支えられ、豊かな生態系(エコシステム)を完成し、都市圧、環境圧に耐えて「永遠の杜」に向かって歩み続けています。

 

 生命体としての地球や人類の歴史を見れば、100年はほんの一瞬のことでしょうが、この100年の間に、戦争や災害などを経ながらも技術の発展は目覚ましく、人々の生活は一変しました。

 しかしこの杜の中では、毎年、毎月、毎日の祭事が折り目正しく繰り返され、人々の祈りの場を大切に守ってきました。いまや、日本中はもちろん世界各国から大勢の人々が訪れています。国民のみなさんの鎮守の杜であり、海外の来訪者も心の底からの安らぎを覚えるからでしょう。

 

 神宮の杜は、人種や文化を超え、世界中の人々の「自然共生社会」への希望を実感する杜であり続けたいと願っています。