■ 5月2、3日に春の大祭が行われました

5月2、3日に「春の大祭」が行われました。

新型コロナウイルス感染症に鑑み、参列のご案内は自粛いたしました。

祭典の中で、世界平和を祈る昭和天皇の御製(ぎょせい)からつくられた神楽「浦安の舞」が舞われました。

また、奉祝行事につきましても、新型コロナウイルス感染症対策のため、特設舞台は設置せず、外拝殿にて粛々と御祭神に奉納されました。

参列者のない祭典および陪観できない奉納行事という春の大祭でしたが、感染症の鎮静化と世界の平和を祈り、厳粛に行われました。

■ 「昭憲皇太后基金」創設110年 増額献金のお願い

「昭憲皇太后基金」は、明治45年(1912)5月、ワシントンで開催された第9回赤十字国際会議にて、昭憲皇太后が「赤十字は戦時における救護活動だけでなく、平時においても人類の幸福と平和をはかるべきである」との思(おぼ)し召しのもと、お手許金を寄贈なされたのを基に創設されました。

スイスの赤十字国際委員会と国際赤十字・赤新月社連盟によって共同管理されている世界唯一の国際協力基金であり、令和4年には創設110年という節目を迎えます。

毎年、昭憲皇太后のご命日である4月11日に、同基金から世界の赤十字事業の支援先が決定されます。

本年迎えました第100回までに同基金の利子から配分された金額は約17億円以上となり、世界171の国と地域の赤十字社・赤新月社連盟に対し、保健衛生事業や災害救援活動等の支援のために配分されています。

この基金実績は世界から高く評価され、今の開発援助を先取りした日本の皇室の率先的な人道的行為に対して、深い敬意と謝意が表されています。

これまで同基金を支えてきたのは、皇室をはじめ日本政府、日本赤十字社並びに明治神宮・明治神宮崇敬会等の献金によるものです。

明治神宮と明治神宮崇敬会では、同基金の創設110年にあたり、この意義深い基金による世界各国への救援活動をさらに継続発展させるための献金運動を展開しております。

御社頭をはじめ神宮の諸施設に献金箱を設置しておりますので、皆さまの温かいご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染拡大を防止すべく、4月29日(木・祝)より当面の期間、宝物殿前の芝地を含め一部立ち入り禁止区域を設けます。

 

ご参拝は通常どおり可能ですが、一部通行できない参道がございますのでご留意ください。

ご参拝の皆様にはご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

なお、状況により変更の可能性もありますのでご了承ください。

◇明治神宮は通常通り、ご参拝できます。開閉門時間は以下の通りです。

 4月 開門 5:10  閉門 17:50 5月 開門 5:00  閉門 18:10

 

◇ご祈願も通常通り受け付けております。

 受付時間 9:00~16:30

 ただし、神楽舞(かぐらまい)および直会(なおらい)は感染症対策のため行いません。

 

◇宝物殿・明治神宮ミュージアムは臨時休館といたします。

 

◇明治神宮御苑は臨時閉苑といたします。

 

その他、状況により変更する場合がありますのでご了承ください。

 

5月5日のこどもの日に予定しておりました「神宮の森のこいのぼり子供大会」 は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を中止いたします。

 

5月9日に予定しておりました「第144回明治記念綜合短歌大会」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催を中止いたします。

 

■ 100回目を迎えた昭憲皇太后基金の配分先が決定しました

 

4月11日午前10時より昭憲皇太后祭が行われました。

昨年同様、新型コロナウイルス感染防止のため、参列のご案内を自粛し、神職のみでの祭典となりました。 

昭憲皇太后は皇后として明治天皇を内よりお支えになり、国母陛下と慕われました。

ご在世中、女子教育の普及や日本赤十字社の設立など社会福祉事業に尽力され、大正3年4月11日に崩御されました。

祭典では昭憲皇太后が詠まれた御歌(みうた)からつくられた神楽「呉竹の舞(くれたけのまい)」が奉奏されました。

 

この日にあわせ、「昭憲皇太后基金」の配分先(世界各国の赤十字・赤新月社)が発表されます。

同基金は、昭憲皇太后の慈しみの御心によって平時の救護事業のために創設されたもので、世界最古の国際人道基金であり、本年で記念すべき100回目の配分となります。

同基金の配分額は1921年(大正10年)の第1回から今回までで、累計17億円以上(15,100,641スイスフラン)、配分先は171の国と地域にのぼります。

 

 

昭憲皇太后基金とは

 

 

 

 

記念すべき100回目となる今年は総額5,591万円(47万5,977スイスフラン)で、配分は次の通りです。

 

1. ケニア赤十字社(アフリカ):約387万円(32,952スイスフラン)

   若年層へのデジタルボランティア活動の推進

   若年層がオンラインで活用できるボランティア活動のプラットフォームを導入します。

 

2. マラウイ赤十字社(アフリカ):約352万円(29,965スイスフラン)

   災害対応体制の構築

   発災後すぐに対応できる訓練された災害対応チームをマラウイ赤十字社全支部に配置します。

 

3. 南スーダン赤十字社(アフリカ):約352万円(30,000スイスフラン)

   植林による環境保護活動

   果樹の植栽によって、脆弱な地域コミュニティでの人々の栄養状態と気候変動による影響を改善します。

 

4. ベナン赤十字社(アフリカ):約352万円(30,000スイスフラン)

   女性のリプロダクティブ・ヘルスと自主性の支援

   女性の収入創出活動を強化するとともに、自分や家族の健康に関する情報へのアクセスを増やします。

 

5. バハマ赤十字社(南アメリカ):約352万円(30,000スイスフラン)

   気候変動に強いコミュニティの開発

   災害リスクの軽減と気候変動への耐性を高めるため、5つの島の支部職員とボランティアのネットワークを拡大し、能力を強化します。

 

6. コスタリカ赤十字社(南アメリカ):約352万円(30,000スイスフラン)

   先住民コミュニティの安全な生活環境の構築

   遠隔地にある先住民コミュニティにおいて、緊急事態や災害に適切に対処できる環境の構築を目指します。

 

7. ニカラグア赤十字社(南アメリカ):約346万円(29,494スイスフラン)

   高齢者への新型コロナウイルス感染症対策支援

   3つの高齢者養護施設で、医療支援・感染症の予防・メンタルヘルスを推進します。

 

8.  アルゼンチン赤十字社(南アメリカ):約352万円(30,000スイスフラン)

    組織強化のためのシステム構築

    アルゼンチン赤十字社内の意思決定の基礎となるデータを収集・検証するモジュールを開発し、65支部に導入して活用します。

 

9. フィリピン赤十字社(アジア大洋州):約352万円(30,000スイスフラン)

   水・衛生環境の改善

   給水・排水・トイレ・廃棄物処理等、衛生環境改善に関するガイドラインを作成し、地域コミュニティに配布します。

 

10.パキスタン赤新月社(アジア大洋州):約302万円(25,678スイスフラン)

   血液製剤の保管機能の強化と供給システムの自動化

   地域の血液センターにおける新鮮冷凍血漿の保管機能を向上させ、血液製剤の供給システムを自動化 し、2021年「世界献血デー」を開催して自発的な献血の意識を高めます。

 

11.ベトナム赤十字社(アジア大洋州):約352万円(30,000スイスフラン)

   プロジェクト管理と社会福祉に関する能力強化

   提案書の作成からプロジェクト管理、社会福祉に関する研修をベトナム赤十字社の職員に提供します。

 

12. 東ティモール赤十字社(アジア大洋州):約352万円(30,000スイスフラン)

    リプロダクティブ・ヘルスの知識向上

    性と生殖に関する健康について、若年層の知識を向上させます。

 

13. エストニア赤十字社(ヨーロッパ・中央アジア):約352万円(30,000スイスフラン)

   ボランティア研修の体系化による能力強化

   データベースを構築してボランティアの募集・研修・確保を行い、エストニア赤十字社の4つの地域の能力を向上させます。

 

14. ジョージア赤十字社(ヨーロッパ・中央アジア):約331万円(28,208スイスフラン)

   健康増進への継続的な取り組み

   衛生的な習慣と予防接種の重要性を普及し、予防接種を推進することにより、新型コロナウイルス感染症の影響を減少させます。

 

15.ルーマニア赤十字社(ヨーロッパ・中央アジア):約349万円(29,700スイスフラン)

   児童養護施設にいる若者の脆弱性の解消

   心理社会的手法を用いて、児童養護施設にいる60人のティーンエイジャーを支援します。

 

16.イラン赤新月社(中東・北アフリカ):約352万円(30,000スイスフラン)

   ビジネスアプローチによる地域の能力強化

   地方の商工施設と協働した小規模なビジネス支援により、周辺地域住民が収入を得られるようにします。

 

    ※CHF=117.46円(4月5日レート)

 

日本赤十字社公式ホームページ

昭憲皇太后基金配分100回目記念映像

 

現在、授与所にておわかちしております令和三年度版「御製御歌を仰ぐ 代々木の杜カレンダー」ですが、2020年11月27日にて特措法が成立し、オリンピック開催に伴い、下記の通りに祝日が変更となっております。カレンダーには適用されておりませんのでご注意をお願いします。

 

 

祝日名        カレンダー上            変更後

 

海の日       7月19日 月曜日    7月22日 木曜日(オリンピック開会式前日)

 

スポーツの日   10月11日 月曜日    7月23日 金曜日(オリンピック開会式当日)

 

山の日       8月11日 水曜日    8月 8日 日曜日(オリンピック閉会式当日)

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご参拝の皆様の安全を考慮し、当面の間、下記の対応を実施しております。

ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

開閉門について 

 

開閉門時刻については、平常通りです。 

 

 

 

手水舎について 

 

手水舎では、柄杓(ひしゃく)を撤去しております。流水の臨時手水所を設けておりますので、そちらにてお清めください。 

 

 

 

授与所・御朱印について

 

授与所の職員はアルコール消毒を徹底の上、マスク着用して応対しております。

 

各授与所に、消毒液(弱酸性次亜塩素酸水)を設置しておりますので、ご使用ください。

 

御朱印は、書置きの紙朱印と新規の御朱印帳のみ承っております。

 

 

 

祈願祭での対策 

 

受付、待合所、神楽殿内願主席の消毒、清掃、換気を徹底します。 

 

祈願祭の参列者は、一件につき最大5名までに制限します。 

 

通常は30分ごとにとり行っておりましたが、準備が整い次第随時ご案内します。 

 

巫女による神楽舞の奉奏を取り止めて、時間短縮を図ります。

 

詳細はこちら

 

 

 

各施設について 

 

御苑については、午前9時から午後4時まで拝観できます。 

 

明治神宮ミュージアムについては、午前10時から午後4時30分(最終入館は、午後4時)まで拝観できます。 

 

杜のテラス、フォレストテラス明治神宮(軽食やレストラン、売店)については営業しております。

 

 

なお、今後の状況により再度変更する場合がありますのでご了承ください。

 

 

 

新型コロナ感染防止対策として、当面の間、以下の通りご案内しております。

ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

・ご祈願の受付は、午前9時から午後4時20分まで承っております。

 

・発熱など体調がすぐれない方は昇殿をお控えください。 

 

・マスクの着用をお願いします。 

 

・各所設置の消毒液(弱酸性次亜塩素酸水)にて手指の消毒をお願いします。 

 

・神楽殿内にお入りになる人数を制限させていただくことがあります。 

    なお、令和3年1月1日以降は、代表者様を含め5名までに制限しております。 

    神楽殿内の“密”を避けるため、なるべく少人数でお越しください。 

 

・待合所やご祈願をお受けになる際は、他の方との距離をとってお座りいただき、会話を控えるなど感染防止にご協力ください。 

 

・神楽殿内に滞在する時間を短縮するため次第を変更し、巫女による神楽舞奉納は取りやめ、「金幣の儀」は「お鈴の儀」にし、神酒直会(みきなおらい)は行いません。

 

※神楽殿内の換気を十分にするため、扉、窓を終日開放しています。 

 

※職員による定期的な清掃・除菌作業を実施しています。 

 

※今後、状況によりご案内方法を変更する場合があります。

 

 

神宮の杜芸術祝祭 彫刻展「気韻生動―平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」開催について

 

 

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期しておりました「神宮の杜芸術祝祭実行委員会」が主催する彫刻展「気韻生動-平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」の開催が、下記の通り決定いたしました。

 

 

 

 

会 場: 明治神宮宝物殿(中倉)

期 間: 令和3年3月25日(木) ~ 令和3年5月30日(日)

休館日: 木曜日(但し3月25日、4月29日は開館)

時 間: 10:00 ~ 16:30 ※最終入館は閉館時間の30分前まで。

入場料: 無料

参加アーティスト:平櫛田中、澄川喜一、深井隆、舟越桂、土屋公雄、宮島達男、三沢厚彦、棚田康司、須田悦弘、保井智貴、名和晃平、土屋仁応、secca、小林正人(絵画)、原良介(絵画)

 

※宝物殿の改修に伴い、敷地内の一部が工事中となっております。ご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

※緊急事態宣言発令による宝物殿閉鎖に伴い、4月25日から当面の間ご覧いただくことができません。

 

 

 

諸事情により参拝ができない方々に、ホームページ上にてご祈願をお申込みいただける「発送祈願」を開始することといたしました。

受け付け後、神楽殿(かぐらでん)でご祈願祭を執り行い、おふだ・神饌(しんせん)をお送りいたします。ご希望の方は、こちらからお申込みくだい

なお、個人・団体いずれのご祈願も承ります。

ご不明な点は下記までお問い合わせください。

 

 

【発送祈願 お問い合わせ先】

〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1 

明治神宮 神楽殿内 発送祈願係  

電話:03-3379-9281

(受付時間)午前9時~午後5時

 

 

 

明治神宮が国の重要文化財に指定されました(12月23日付 官報告示)。

 

明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をおまつりする神社として大正9年に鎮座し、昭和20年に空襲で本殿をはじめ多くの社殿が焼失しましたが、同33年に再建されました。その際、焼失を免れた社殿と創建時の基礎を生かしつつ、戦後日本にふさわしい大規模な神社のあり方を実現したものとして評価されました。

 

明治神宮の建築について簡略に紹介する映像をYouTube公式チャンネルで公開しました。ぜひご覧ください。

 

明治神宮の建築 ~百年の時を経て重要文化財へ~

 

 

 

明治神宮では、平成23年より「鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査」を行い、委員会を開催して明治神宮の杜のあり方について調査し、意見を交わしてきました。

 

鎮座百年を期して、これまでの調査と意見を踏まえ、明治神宮より「杜からのメッセージ」を発信いたします。

 

 

杜からのメッセージ

 

~はじめの百年。これからの千年。まごころを継ぐ永遠の杜をめざして~

 

 令和2年11月1日、明治神宮は「鎮座百年」を迎えました。世界有数の大都市・東京の真ん中に広がる東京ドーム15個分の「神宮の杜」は、100年前、全国各地からの献木10万本と、全国の青年ボランティア11万人の奉仕でつくられました。

 

 神宮の杜は最初から、自然の生長により「永遠の杜」となるよう計画されたのです。

 『明治神宮御境内林苑計画書』には、植栽直後、50年、100年、150年後と杜の成長を4段階で予想した林相の「遷移予想図」があり、これまで2度の「境内総合調査」によって順調に生長していることが確認されています。特に鎮座五十年につづくこのたびの「鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査」では、生物多様性の維持が地球的課題であることを踏まえ、東京都心の貴重な大規模緑地でもある神宮の杜と境内の生きものたちの実態を詳細に解明し、都市環境への大きな貢献を再確認いたしました。

 

 鎮座百年の杜の生きものたちは、現在、樹木約36,000本を含むシダ植物等1,043種、野鳥133種を含む動物1,797種その他で、合計して187目684科2,008属2,840種が確認されました。

 なお毎木調査は、1924(大正13)年、1934(昭和9)年、1970(昭和45)年、2011(平成23)年の4回実施しており、70万㎡規模で同一場所の継続調査は世界初の学術的成果と高い評価を得ています。また、野鳥の定期観察会は1947(昭和22)年からずっと続けられ、それだけでも評価されていますが、鳥類の種類の変化と林相の変化を対照すると、その相関から林苑のあり方が予見されます。これからも「永遠の杜」を目指すために『鎮座百年記念 第二次明治神宮境内総合調査報告書』の分析を深めると共に、今後の杜の生きものの経年変化を継続的に調査してまいります。神宮の杜の保全に皆様のご理解をお願いしたいと思います。

 

 神宮の杜の保全方針は創建時より一貫しています。

 

「自然との共生」と「生命の循環」を守り抜くことです。

 

 樹木たちは生長し、落葉は土に戻り、腐葉土として生物をはぐくみ、発芽条件を満たし、また次の生命を再生します。動植物から微生物にいたるすべての生命は、太陽の恵みと人々の愛情に支えられ、豊かな生態系(エコシステム)を完成し、都市圧、環境圧に耐えて「永遠の杜」に向かって歩み続けています。

 

 生命体としての地球や人類の歴史を見れば、100年はほんの一瞬のことでしょうが、この100年の間に、戦争や災害などを経ながらも技術の発展は目覚ましく、人々の生活は一変しました。

 しかしこの杜の中では、毎年、毎月、毎日の祭事が折り目正しく繰り返され、人々の祈りの場を大切に守ってきました。いまや、日本中はもちろん世界各国から大勢の人々が訪れています。国民のみなさんの鎮守の杜であり、海外の来訪者も心の底からの安らぎを覚えるからでしょう。

 

 神宮の杜は、人種や文化を超え、世界中の人々の「自然共生社会」への希望を実感する杜であり続けたいと願っています。