
【令和8年】
夏号
『代々木』は、明治神宮が発行する季刊誌です。我が国の伝統精神を未来に伝えるため、昭和35年より刊行をつづけております。明治神宮崇敬会の皆様にお送りしておりますが、希望の方には有料(定価300円+送料)でおわかちいたします。
・昭和百年記念
「昭和天皇が結ばれた台湾との絆」 三荻 祥(一般社団法人日本令和研究所理事長)
・壁画のたのしみ方 「徳川邸行幸」
・[明治の気概]小泉八雲 岡田幹彦(日本政策研究センター主任研究員)
・「大使が見た日本と明治神宮」セルビア共和国
アレクサンドラ・コヴァチュ大使閣下
・『明治神宮大全』刊行記念講演会
昭和百年記念 「昭和天皇が結ばれた台湾との絆」 三荻 祥

台中継光街に整然と掲げられた日の丸。建物は変わったがいまも一本道が残っている
今からおよそ百年前、裕仁(ひろひと)皇太子殿下(後の昭和天皇)は、台湾で大歓迎されました。その当時の空気を少しでも感じ取りたい……そんな思いから、私はかつての行啓地を一つ一つ訪ね歩き、関係者に話を聞いてみました。そこから見えてきたのは、日本統治によって台湾が近代化したという事実を好意的に受け止め、また裕仁皇太子殿下の台湾行啓の歴史を語り継ごうとする台湾の人々の姿でした。
1895(明治28)年、我が国は日清戦争に勝利しました。その後の下関条約により、・・・(略)
※記事抜粋です。『代々木』をお読みになりたい方は、崇敬会にご入会いただくか、有料(定価300円+送料)でおわかちいたします。
壁画のたのしみ方 「徳川邸行幸」

「徳川邸行幸」木村武山 279.0cm×258.0cm 紙本著色
連載第四回は、八十点ある壁画の三十一番目にあたる「徳川邸行幸」(画・木村武山)です。画題は明治八年(1875)4月4日、明治天皇が東京小梅村の徳川昭武(あきたけ)邸(現在の隅田公園)において、満開の桜をご覧になっている場面です。
この日、天皇は満開に咲く桜だけでなく、水戸徳川家代々に伝わる尊王の心に触れ感銘を受けました。その志を引継ぐようにと勅語を下され、・・・(略)
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[明治の気概]小泉八雲 岡田幹彦
![[明治の気概]小泉八雲 岡田幹彦](/upload/1786516048-872664_4.jpg)
ハーンと妻のセツ、長男・一雄。神戸にて。一雄の七五三祝の記念写真で、湊川神社にお参りしたと伝わる。(明治29年頃)。画像提供:小泉八雲記念館
私この小泉八雲、
日本人よりも
本当の日本を
愛するです。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ほど日本と日本人について深く理解した外国人は稀有である。八雲のすぐれた著作を読むと、そこに本当の日本人の心をしみじみと感ずる。古き良き本当の日本に対する言い知れぬ懐(なつか)しさを覚える。それは百年以上時を隔てた今もなお私たちの胸を強く打ってやまない。八雲の作品は依然として多数の読者を・・・(略)
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「大使が見た日本と明治神宮」セルビア共和国

セルビア共和国は、イタリアとトルコとのちょうどあいだバルカン半島のほぼ中央に位置しています。
Jリーグで活躍したストイコビッチ選手や東日本大震災後にも連帯を示してくれたテニスのジョコビッチ選手で知られる国。
これにとどまらない明治時代からの両国の繋がりについてお話を伺いました。
――昨年(令和7年)は、セルビアから多くの要人が日本を訪れました。セルビアと明治神宮、日本との繋がりについてお聞かせください。
昨年九月に、ブチッチ大統領夫妻が大阪・関西万博のセルビア・ナショナルデーに参加するため来日し、天皇陛下と会見する栄に浴しました。大統領夫人は東京滞在中に明治神宮も訪れ、・・・(略)
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