宝物殿(工事中)

宝物殿は明治神宮境内の北方にあり、明治神宮が創建された翌年の大正10年(1921)10月末に竣功、奈良の正倉院の校倉造りを模した校倉風大床造り(あぜくらふうおおゆかづくり)と称し、我が国初期の鉄筋コンクリート建築の代表的な建物です。各部には巧みに和洋折衷を試みた花崗石張の堅牢優美な建物で、平成23年6月に国の重要文化財に指定されました。平成29年より修復工事のため休館し、令和3年に再公開の運びとなりました。

宝物殿で長らく御祭神の御物――日常ご使用の机、文房具、ご愛読の書籍、ご乗車の馬車、その他の調度品が陳列されておりました。
現在、御祭神ゆかりの品々は、明治神宮鎮座百年祭を記念し、令和元年10月に開館した明治神宮ミュージアムに収蔵、展示されています。
宝物殿は期間を限定して公開しております。公開時期につきましてはホームページでお知らせいたします。