
秋の大祭にあたり、10月28日(土)~11月5日(日)の間、明治神宮宝物殿を公開いたします。
明治神宮宝物殿は、令和3年に修復工事を終え、宝物殿中倉では、パネル展「明治神宮 その歴史と建築」をご覧いただけます(これまで宝物殿で展示していた御祭神ゆかりの品々は、現在は明治神宮ミュージアムで保存・展示しています)。明治神宮ミュージアム入館券のご提示で宝物殿にもご入館いただけますので、ぜひ足をお運びください。
なお、今後の公開スケジュールについては、ホームページなどでお知らせいたします。
【公開期間】10月28日(土)~11月5日(日)
【開館時間】午前10時~午後4時00分(入場は午後3時30分まで)
【休館日】公開期間中休館日無し
【入館料】500円(明治神宮ミュージアム共通券 1,000円)
※閉館時間が明治神宮ミュージアムと異なりますので、ご注意ください。
※明治神宮ミュージアムの入館券をお持ちいただきますと、宝物殿も無料でご覧いただけます。
※崇敬会会員は、本人を含め3名まで無料でご覧いただけます。

このたびの展覧会では、明治神宮所蔵の絵画より、わが国の歴史的題材を描く作品や、明治神宮にゆかりある作品、皇室とつながりの深い画家たちの作品をご紹介します。
なかでも、晩年の二世五姓田芳柳(1864ー1943)を窺い知ることのできる作品や資料は、明治神宮に納められた後、初公開となります。
あわせて本展では、近代を代表する日本画家、下村観山が手がけた旧内陣御屏風《桜・桐・菊・蜜柑図屏風》を展示いたします。
明治神宮創建当初より、御祭神の御神霊を祀る内陣に約百年間安置されてきたその屏風を、新たな内陣御屏風である≪日月四季花鳥≫(手塚雄二筆)の小下図と共にご覧いただきます。
主催:明治神宮
会場:明治神宮ミュージアム
会期:令和5年10月14日(土)~12月3日(日)
休館日:木曜日(ただし、11月2日(木)、11月23日(木・祝)は開館)
開館時間:午前10時~午後4時30分まで(入場は30分前まで)
入館料:一般 1,000円 学生・団体 900円 ※小学生未満無料

本展は、令和5年の乃木神社鎮座百年祭に合わせて開催する、明治神宮・乃木神社共催による展覧会です。
明治という時代は、わが国が幕末維新期から、わずか45年間で近代国家へと成長し、現代における発展と繁栄の礎が築かれた時代でありましたが、数多の戦いがあった事もまた事実です。そうした中で、明治天皇の大御心は、一貫して常に平和と民の安寧を祈るものでありました。
乃木大将は西南役から日露戦争を通じ、この大御心を体現すべく明治という時代に生き、至誠を尽くしました。そして晩年は明治天皇により、その誠実さが評価され、学習院院長を拝命した後は、のちの昭和天皇の御教育に当たられるなど、軍人としてだけではなく教育者としての力も発揮しました。そこには幼少期より磨かれた優れた漢詩や和歌などの素養があった事もまた忘れてはなりません。
展覧会を通じ、激動の明治の時代に育まれたうるわしき君臣の間柄を、明治天皇と乃木大将おゆかりの品から、お偲びする機会となれば幸いです。
【期間】令和5年7月15日(土)~9月24日(日)
【開館時間】午前10時~午後4時30分(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】木曜日 但し、※9月14日(木)は開館
【入館料】一般 1,000円 高校生以下・団体 900円
【共催】明治神宮・乃木神社
※小学生未満無料
※小学生以下の入館は保護者の同伴が必要です

わが国は豊かな四季に恵まれ、古来自然からの美意識を育んできました。そして唐の文化をもとに、動物や四季折々の植物、古典文学などあらゆるものを意匠化し、幸福・長寿・繁栄のほか邪気を祓い無病息災などの願いを込め、衣服や調度に施し尊重しました。今日も、成人式や五節句など人生の節目を祝う通過儀礼に織り込まれ、親しまれています。
本展は、明治神宮が所蔵する明治天皇・昭憲皇太后御物を中心に、装束や美術工芸品に施された吉祥意匠の意味や造形の美しさをご紹介いたします。
前期は新年の訪れを寿(ことほ)ぐ縁起の良い作品を展示し、後期では邪気を祓(はら)い無病息災などの意が込められた作品を展示します。多幸を願う吉祥の品々を通し、前期・後期を通して幸せなひと時をお過ごしいただければ幸いです。
【期 間】(前期)令和4年12月24日(土)~令和5年3月5日(日)
(後期)令和5年3月25日(土)~6月25日(日)
【開館時間】午前10時~午後4時30分(入館は閉館の30分前まで)
【休 館 日】木曜日 但し、※1/5(木)、2/23(木・祝)、5/4(木・祝)、6/15(木)は開館
【入 館 料】一般 1,000円 高校生以下・団体 900円
※小学生未満無料
※小学生以下の入館は保護者の同伴が必要です