全三回 ミュージアムレクチャーのご案内
明治神宮外苑創建百年記念「聖徳記念絵画館の巨大壁画にせまる」記念展
本展覧会で実際に展示されている作品について、より詳しく、より面白く鑑賞してみませんか?
壁画揮毫者にゆかりのある美術館・博物館から学芸員を各回2名お招きし、画家と各作品の魅力について語っていただきます。
展示上ではご紹介しきれなかった作品や各画家の画業をわかりやすくお話しします。画家の意外な一面にも出会えるかもしれません。
ぜひ奮ってご参加ください。
時 間:各回13:00~15:30
※レクチャー終了後15:30~16:30まで、参加者のみの館内見学時間を設けます
場 所:明治神宮ミュージアム 【地図⑧】
定 員:各回50名(抽選)
参加費:各回1,000円(入館料込)
応募方法
第一回はこちら 申込み締切:9月14日(月)17:00
第二回はこちら 申込み締切:10月5日(月)17:00
第三回はこちら 申込み締切:10月26日(月)17:00
※抽選結果は各回の〆切日の二日後にメールにて送ります。当選の方は、参加費の振込(みずほ銀行)をお願いします。確認がとれ次第、参加案内をメールにて送信します。なお、振込み後の返金はできませんのでご了承ください。
【開催日時】
第一回 10月8日(木)
《王政復古》を描いた島田墨仙は福井県出身の日本画家で、島田家といえば福井藩士松平春嶽公に書画の指南役として重用されていた父・雪谷やアメリカの海洋調査船に乗り込んで博物資料を手がけた兄・雪湖など、福井の代表的な画家として知られています。本年は墨仙生誕160年の節目にあたります。
一方、《富岡製糸場行啓》を描いた荒井寛方は、栃木県さくら市出身の日本画家で、インドのアジャンタ壁画や法隆寺金堂壁画の模写事業を手がけるなど仏画において大きな功績を残したことで知られています。
本講座では、前期展において展示する壁画《王政復古》《富岡製糸場行啓》について、専門の学芸員が各画家の関連作品を織り交ぜながら解説します。
《王政復古》を描いた島田墨仙を語る
佐々木美帆氏(福井県立美術館主任)
前期展関連作品:壁画謹写の記、橋本左内(いずれも福井市立郷土歴史博物館所蔵)
《富岡製糸場行啓》を描いた荒井寛方を語る
大木礼子氏(さくら市ミュージアム 荒井寛方記念館館長)
前期展関連作品:海神(さくら市ミュージアム 荒井寛方記念館所蔵)
第二回 10月29日(木)
《徳川邸行幸》を描いた木村武山は、茨城県笠間市の出身で、美術思想家で知られる岡倉天心の薫陶を受けた画家です。歴史画や花鳥画を得意とし、晩年は仏画にも取り組んだことで知られています。また、天心の理念のもと日本画を専門とする美術団体として創立した日本美術院の活動においても大きな役割を担っていました。
一方、《岩倉邸行幸》を描いた北蓮蔵は、岐阜県出身の洋画家で、帝国劇場の舞台背景を手掛けていたことで知られています。洋画家・黒田清輝や同郷で洋画家の山本芳翠に画を学び、特に、芳翠とは蓮蔵自ら「芳翠二世」と名乗るなど師弟関係以上に深い絆がありました。
本講座では、生誕150年の節目を迎えた二人の画家について、中期展において展示する壁画《徳川邸行幸》《岩倉邸行幸》とともに、専門の学芸員が各画家の関連作品を織り交ぜながら解説します。
《徳川邸行幸》を描いた木村武山を語る
中田智則氏(茨城県近代美術館企画課長)
中期展関連作品:弁財天(茨城県近代美術館所蔵)
《岩倉邸行幸》を描いた北蓮蔵を語る
奥間政作氏(秋田公立美術大学美術学部准教授)
中期展関連作品:午の憩(習作)(早稲田大学會津八一記念博物館所蔵)
第三回 11月19日(木)
壁画を描いた画家76名のうち、39名は渡欧経験者でした。イタリアへ留学した寺崎武男や松岡壽、イギリスに留学した南薫造、ベルギーへ渡った太田喜二郎、そのほか洋画を学びに多くの日本人がフランス・パリで学んでいます。それは、本格的な油彩画習得に留学が不可欠であったからで、ヨーロッパで修行して帰国するといずれの画家も近代日本において洋画家として活躍しました。
本講座では、後期展で展示する洋画家が描いた壁画や関連作品について、専門の学芸員が解説します。
壁画を描いた画家たちの留学と交友
山田真規子氏(目黒区美術館学芸係長)
宮内省買上品・献上品に見る壁画揮毫者たちの画業
田中純一朗氏(皇居三の丸尚蔵館主任研究員)
【お問い合わせ】
明治神宮ミュージアム
電話:03-3379-5875(10:00~16:30)
E-mail:houmotsu_mj@so.meijijingu.or.jp




